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建有川寨門跡 [千葉からZ900RSと1000km超]

2020年8月、北海道に行った際に立ち寄った場所。

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駐車場に駐車。

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すぐ隣には寨門跡。

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建有川寨門跡:
安政二年(1855)二月徳川幕府は、蝦夷地のうち建有川から乙部に
かけての地域を松前藩領として残し、他を幕府の所領として函館
奉行所の管轄とした。そのため、接点となったこの地に境界柱が
建てられ、警備のための寨門(さいもん)がおかれた。
寨門をはさんで木古内側に函館奉行所の番所、知内側に松前藩の
番所があり、出入りの旅人の手形や荷物を検査していた。
尚、松前藩の番所には御先手組席の家臣を番頭とし、それに徒士
足軽など五人程が駐屯していたと伝えられている。
往時知内と木古内は建有川を境界としていたが、川の氾濫により
いつも川筋が変わっていくため、境目が明らかでないという不便
さがあった。
そのため、洪水などにより川の流れが変わっても、
そこを境界とし、互いに苦情は言わないこととする「為取替申境
一礼之事」と言う約定が、安政三年正月両村の代表者によって
とりかわされている。

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時間的なモノも重なって、この世とあの世の境界にも見えたり。

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知内町の名産はニラ。

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これは葉っぱは似ているけど水仙。

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「為取替申境一礼之事」の約定が取り交わされる
まで、いつも知内の人は川筋にニラみを利かせて
いたのかも。と思いつつ見学完了。
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