SSブログ

遠堂の岩観音 [千葉からZ900RSと300km超]

2020年11月下旬、群馬に行った際に立ち寄った場所。

DSC02938.jpg
DSC02937.jpg
駐車場に到着。

DSC02939.jpg
岩観音へ。

DSC02957.jpg
ちなみに、岩観音からはこんな景色。
まさにグンマー。

DSC02941.jpg
遠堂の岩観音:
この摩崖仏群は、通称岩観音と呼んでいる。
高さ25mに及ぶ、凝灰岩の表面に立像・坐像の観音33体と
弁財天一体が刻まれている。造立当初の彩色された緑や赤
の色が残り、洗練された技法と高い精神性の表現が、量感
あふれる観音群となっている。

南北朝の戦乱のころ、北朝方の大友氏と南朝方の新田氏と
で合戦が行われ、多数の戦殁者がでた。新田氏の末裔新田
郡脇屋村正法寺の僧「良圓」が、菩提を弔うために建立し
たと記録が残っている。中央上部の龕の中には、秩父三拾
四͡箇所と彫られ、札所としての信仰をみることが出来る。

宝永八年(1711)信州石工源七と刻まれ、信州石工の彫刻
技術を巧みに駆使し、慈悲に満ちた目、やすらぎと潤い
を与えてくれる摩崖佛である。

DSC02946.jpg
御堂の中にも観音様。
「立ちごけしませんように!」

DSC02950.jpg
上の方に行って見ようと思ったけど

DSC02951.jpg
電気柵。立入禁止!

kanden.jpg
下手に触れると感電してしまうため
上に行けず・・・・・

DSC02942.jpg
そんな電気柵沿いを入口の左側に行くと
こんなカルタが。

DSC02954.jpg

岩に彫られし観世音



カルタに書かれている通り、ちょっと色が
残っている。これが南北朝時代の色か。

DSC02960.jpg
人間同士の合戦は終わったけど、電気柵を見ると
今でも猪との合戦は続いている・・・・・
と思いつつ見学完了。
nice!(25)  コメント(8) 
共通テーマ:バイク