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山上の多重塔 [千葉からZ900RSと300km超]

7月下旬、群馬に行った際に立ち寄った場所。

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駐車場付き。

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重要文化財 塔婆 石造三重塔:
塔婆(石造三重塔)は、通称、山上の多重塔といわれ、付近で
産出する赤城火山起源の輝石安山岩を使用する。相輪・屋蓋
(おくがい)・塔身・礎石からなり、それぞれ別の石で造られ
全体的には三重の仏塔を模している。屋蓋は、宝形造りで
頂点には正方形の露盤が載せてあり、塔身は、一石から三層
を造りだし身部(銘文のある部分)・軒・基壇からなる。
高さは百八十五センチメートルで、下層は幅四十八センチメ
ートルでほぼ垂直に立ち上がり、中層と上層は「ハ」の字状
に造られている。塔身には朱が塗られ、四十五の文字が刻ま
れており、読み方は、上層から右廻り中層・下層と読む。
そして、基壇と礎石ならびに屋蓋、相輪は塔身の朱を強調す
るように墨が塗られているのがわかる。
刻字の内容は「朝廷や衆生(しゅじょう)などのため、小師の
道輪が法華経を安置する塔を建てた。これで、無間(むげん=
八大地獄のうちの阿鼻地獄)の苦難より救われ、安楽を得て
彼岸(悟りの境地)へ行ける」
というものである。延暦二十年
(八〇一)七月十七日に建てられたこの供養塔は、平安時代初
期の地方における仏教文化史上重要な石造物である。

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多重塔へ。

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むむむ。ガラスで囲まれている。
年代物だし仕方ないか・・・

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確かに文字っぽいものが書いてある。

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お賽銭箱はないけど御祈願。
「ヘルメットを落としませんように!」

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ご祈祷効果で、ヘルメットが真夏の太陽から
繰り出される無間の苦難から救ってくれるかも。
と思いつつ見学完了。
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