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宇奈月温泉木管事件碑 [千葉からZ900RSと600km超]

静かな山間に、その碑はあった。

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駐車場へ。

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宇奈月温泉木管事件碑。
その碑の周りは・・・・

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深淵な山奥

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吸い込まれそうな深い緑色の川。
この事件はもしかして、


火曜サスペンス劇場 主題歌集 DX







すわ、殺人事件か!?

この都市は戦場だから~
男は皆 傷を負った戦士。

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事件碑を読んでみることに。

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石よりこっちの方が読みやすい。

宇奈月温泉木管事件:
宇奈月温泉木管事件は、戦前の大審院(最高裁判所に相当)が、
始めて「権利の濫用」と言う文言を判決文の中で使い、所有権の
濫用になる請求を許さなかった民事裁判事件として有名である。
大正六年(1917)黒薙川上流から宇奈月温泉まで引湯木管が敷設さ
れたとき、個人所有地のわずか六平方メートルほどの部分につき
承諾を得ていなかった。この土地と隣接地の買主が、土地所有権
の妨害を強調して時価の数十倍の高値で全部買収を要求し、これ
を拒否されたため引湯木管撤去と立入禁止を求めて提訴したが、
第一審・第二審ともに敗訴した。大審院も買主の請求を認なかった。
この宇奈月温泉木管事件の大審院昭和十年十月五日判決の後、
「権利濫用の禁止」の同旨判決が続き、この法原則は、判例法と
して確立し、昭和二十二年の改正民法において第一条第三項
「権利ノ濫用ハ之ヲ許サス」と成文化され、すべての私権に適用
される重要なものになっている。
宇奈月温泉木管事件は、このような歴史的意義を持つため、きわ
めて多くの法律書や論文などに引用されている。事件の跡地があ
ることを示すため。ここにこの碑を建立した。
(「宇奈月町史」にもこの事件は記載されている。)

法律を学ぶものにとってここは聖地!

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法律に詳しい、あのお方と結婚なされたら
眞子様もきっとこの地に新婚旅行でやって
来るに違いない。と思いつつ見学完了。
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