駆逐艦沖風殉難平和観音像

2020年6月中旬、千葉に行った際に立ち寄った場所。



比較的近くの官軍塚の駐車場から
歩いて行く。


「入口に着いた」と思ったらさらに階段。

平和観音像の下に到着。


駆逐艦沖風を偲ぶ：
封潜掃討任に就き 指して航くは鹿島灘
時しも昭和十八の年 一月十日の真晝問に
敵潜魚雷を身に受けて マストは倒れ警笛悲し
黒潮渦巻く唯中に 都の方を付し拝み
君万歳の聲かれん 嗚呼駆逐艦沖風の
艦長諸々五十余霊 月明冴ゆる海原の
勝浦沖の底深く 眠りし上官吾が友よ
櫻と散って幾星霜 功は永遠に雄叫ぶそ
散るべき時を失った 大和櫻の枝折れて
新生日本の傷痍の身 昔をしのんで慰めん

助かった人が書いたのかな？


鹿島灘に向かう途中、敵潜水艦のオールレンジ
魚雷攻撃により勝浦沖で沈没・・・・

このような対潜魚雷があったら
潜水艦を退けることができたかも。


沖風と共にした五十余名の名前が。
観音様は沖風の沈没した方向を
向いているのかも。


東京湾や房総半島周辺の海底には太平洋戦争時の
色々な船(潜水艦や戦闘機も)が沈んでいるんだろうな。
と思いつつ見学完了。