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つぶて石 [Z900RSと300km超]

5月下旬、山形に行った際に立ち寄った所。

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石の説明石碑の前に駐車っ。

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つぶて石の物語
はるか長い間に渡って人から人へと語り継がれてきた。
人々は心の奥深くに染み込ませ遠くへの夢を見てこの
地への想いを深く刻んできた。

つぶて石
それは鎌倉時代初期の物語だ。勇壮無比の坂東武者
朝比奈三郎義秀が、朝日岳の頂上から左手で投げた
石が、山々を軽々と越えてこの河原に落ちた。大きい
手形はその時のものだという。余りにも飛ばないので
右手で投げたら白鷹山を越えて山形市の礫石まで飛ん
だという。

物語のつぶて石と大河最上川
それははるかなる古からこの地の人々の暮らしの原
風景だ。子供たちはつべて石と川の大自然に丸裸で
入り込み、はるかを望見し創造し忘却することのな
い生きて来し姿をつぶて石に重ねて見続けて来た。
そのつぶて石は、人々の情念を道連れに忽然とその
姿を水中深くに没してしまった。浪漫に満ちた故郷
が良いにきまっている。物語のつぶて石が蘇りつぶて
石と最上川で戯れる子供らは、きっと心優しく大きい
夢を描き、この地に限りない愛着を抱いた人になる
だろう。
この想いを抱いた大勢の人々が行動を起し、水中深く
没したつぶて石を元の佇まいに蘇らせたのだ。黙して
語らぬつぶて石は、人々に何を語りかけているのだ
ろうか。

若干ポエムっぽいかな?

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掠れているけど周辺には色々な観光資源が。

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大河、最上川を見ながらちょっと歩くと・・・・

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つぶて石。

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さらに近づいてみる。

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でかーい。すごい迫力。

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手形っぽいものが!
坂東武者 朝比奈三郎義秀のもの。

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朝日岳から左手で投げたら最上川で
右手で投げたら山形市。
右投げ、左投げの二刀流もできそう。
と思いつつ見学完了。
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