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中山隧道 [千葉からZ900RSと600km超]

11月下旬、新潟に行った際に立ち寄った場所。

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駐車場へ。
左側は現在の車道のトンネル。

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中山隧道:
この隧道は、中山隧道という。長岡市山古志(小松倉)から魚沼市
(水沢新田)を結ぶ延長877mの隧道である。人を通す手掘りの隧道
としては、日本一の長さといわれている。
この中山隧道は、小松倉から旧広神村、旧小出町への重要な生活
道路として集落を支えてきたが、平成10年12月、国道291号道路
改築工事による新しい中山トンネルの開通により、約50年間に
及ぶ隧道としての役割を終えた。
ここ小松倉集落は、旧山古志村の東側最深部に位置し、周囲を山
塊に囲まれ、当時村人はどこへ行くにも峠越えを強いられていた。
米や木炭など多くの荷物を運ぶ交通は苦難を伴い不便を極めた。
特に冬期間、4mを超える積雪のため峠越えもままならず急病人な
どいく人かの犠牲者も出ていた。
それから逆境に立ち向かい、地域住民の生命と生活を守るため、
先人たちが隧道堀削を思い立ち、昭和8年から16年の歳月を費やし
手掘りで掘り抜いた隧道がこの中山隧道である。昭和24年の開通
当時は922mであったが、水沢口付近での崩壊などにより現在の長
さに至っている。いまでもツルハシの跡が当寺のまま残り、先人
たちの偉大なエネルギーと苦労と感動を伝えてくれる。
このように、この中山隧道は歴史的にも文化的にも優れた価値が
認められ、また、地域住民自ら隧道堀削を決意し堀り抜いた有様
が公共事業の原点にあたることから、近代土木遺産として、トン
ネル技術者・地質関係者など多くの技術者の注目を集めている。

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早速、隧道内へ。

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隧道内の気温は10℃。
当然、外より(確か5-7℃ぐらい)暖かい。

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掘るまいか
し、しぶい映画タイトル。

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土木遺産の認定書とプレート。
さらにVRの紹介。

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QRコードを読み込むと自宅で隧道探索の体験が!
スマホを動かすと、ちゃんと横・後ろを向くと言う。

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ここから手掘り。

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進んで行くと・・・・・

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途中で終点っ!

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終点の隣には積み出し用のトロッコが。

提灯ぐらいの明るさなら雰囲気でるのに・・・
と思ったけど、このトンネルはそもそも
昭和のトンネル。照明灯でも問題なし。

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車の通れる幅ではないけど、もしかしたら
バイクや自転車は通っていたかも。
と思いつつ見学完了。
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