無量寺阿弥陀堂

ご本尊は国指定重要文化財。



駐車場へ。



ご本尊様が保管されている倉庫。


重要文化財阿弥陀如来像：
この像は、西光山無量寺の阿弥陀堂に安置されていた。
造像年代は不明であるが藤原時代後期の作と推定され
作者は大仏師僧寛有と僧永範である。
像高約113cm、ヒノキの寄木造りで上品下生の印を結び
結跏趺座するこの像は、故倉田文部技官から芸術的にも
価値の高い仏像であると折紙をつけられている。
本像は彫り口がつよく、特に面相に異色があり、切れ長
でしかもやや大きめに開いた両眼と小締まりな両頬は
童顔ともいうべき表情を表わし微笑をうかべた唇など
個性豊かな尊像である。
体内背部の墨書に結縁衆として藤原姓の名が多く見える
のは、当時この地一帯が藤原氏に関係の深い蕗原庄と
呼ばれる荘園であったことによるもので、無量寺創立
以前からここの阿弥陀堂に安置されていて、人々の信仰
を集めていたものと思われる。
昭和九年に国宝に指定され、現在は重要文化財として国の
指定を受けている。


童顔で微笑な感じかも。
何気に光背が綺麗。

国宝から重要文化財になってしまったのは
戦争で焼けたとかなのかな？


こっちは紅葉が似合う阿弥陀堂。



阿弥陀如来像の元お住まいだけ
あってとっても立派。
(箕輪町指定文化財)


何気にこのもみじも立派だった。


藤原氏関連だし、平等院鳳凰堂と同じく
極楽浄土を願って建立されたのかも。
と思いつつ見学完了。