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舘ケ岡磨崖仏 Talegoka Great Buddha Image [Z900RSとちょっとその辺]

須賀川市指定史跡。

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すっかり刈り取られた田んぼの脇に駐車。

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磨崖仏の近くにはこんなのも。

梵字里茶羅・五輪塔・不動明王の線刻石群:
舘ケ岡磨崖仏から南西約20メートルにあるこの石(図①)
の上面には、大日如来を中心とした梵字果茶羅と地・水・火
・風・空の五大(宇宙の生成要素)を表す梵字を陰刻した
五輪塔が線刻されています。
また、この石からさらに南西約10メートル離れた石(図②)
の側面には、大日如来の化身である不動明王を表す梵字を
胴体とし、その上に不動明王の仏顔を配した線刻像が刻ま
れています。像容は猛炎を背負い、弁髪を左肩に垂れ、
忿怒の形相をして、右手に宝剣、左手に羂索を持っています。

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梵字果茶羅と地・水・火・風・空の五大
(宇宙の生成要素)を表す梵字を陰刻
した五輪塔。

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そして磨崖仏へ。

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近くには湯殿山の石碑が。

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舘ケ岡磨崖仏。

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舘ケ岡磨崖仏及び供養碑群:

舘ケ岡磨崖仏及び供養群は須買川市の西部に位置し
舘ケ岡地区の中心を流れる清川の南岸で、中世須田
氏の居城であった向山丘陵の西崖面にある。
大仏は阿弥陀如来で、高さ二・一五メートルの定印
を結んだ座像で、鎌倉時代後期の作と考えられ石質
が良く保存状況も良好である。
舘ケ岡本郷にある大仏山来迎寺は、はじめ真言宗
京都東寺の末寺で、この大仏は旧寺院趾と伝えられ
ており、大仏の南崖面に天長元年(八二四)の記年
銘があるのは、寺院の建立時を記したものか注目さ
れる。また、大仏の左右の崖面には数基の梵字によ
る磨崖供養碑があり、大部分が崩壊している。

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鎌倉時代の雰囲気が。

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たくさんの馬とバイクが磨崖仏の
前を通過していったんだろうな。
と思いつつ見学完了。
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