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血不動尊 和光院 [千葉からZ900RSとちょっとその辺]

12月中旬、茨城に行った際に立ち寄った場所。

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ブラッディフラッシュ!と叫んでみたくなったり。

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駐車場へ。

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ぎゃあああああああああ。血まみれの看板。
ではなく、只の錆びた看板。

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おっ、なんか良い樹があるぞ。

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和光院の大椎(樹齢約五〇〇年)
和光院は、かつて江戸氏の祈願時として水戸城内にあったが
天正十八年(一五九〇)佐竹氏との戦いに敗れたため田島村へ
退いた。
「和漢合運」によれば、和光院が田島へ移る以前に、この場
所に長松寺という真言道場があったことが記されている。
この寺の開基等については詳ではないが、真言宗が水戸地方
に進展した室町時代の早期に創建されたと考えられる。
天文年間(一五三二~一五五四)には笠間岩谷寺や水戸和光院
などと頻繁に交流があり、和光院第二世宥胤法印は岩谷寺で
灌頂執行のあとここ長松寺においても灌頂(伝法等の儀式)を
行っている。また、和光院第四世となった慶岳上人も上方
修学のあと一時この寺に住んだことがあり、当時かなりの寺
であったことがうかがわれる。
大椎は、これらの寺の歴史からみても樹齢五〇〇年は経てい
るものと思われ、天然記念物として大切に保存すべきもので
ある。

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おおー。すごい大椎。

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根が張り巡らされている様にも見える幹。

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大きさは30mなのでジャイアントロボと同じぐらい。

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手水が。

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ドラゴーンと思って近づいたら
びっくり、水が出てきた。
人感センサー内臓なのね。

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本堂を過ぎると・・・・・・

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真っ赤な建物が!

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和光院不動堂:
一 由緒
当時は、真言宗智山派に属し、傳燈山和光院明楽寺といい
康安元年(一三六一)鹿島神主に創建された。その後、江戸氏
の外護を受けて、大永二年(一五二二)に水戸城郭内船戸山に
移建、江戸氏の祈願時となる。天正十八年(一五九〇)江戸氏
没落のあと、寺は文禄四年(一五九五)この地に再建された。
二 建築概要
桁行三間(二五.九尺) 梁間三間(二五.九尺) の本体に回縁を
まわし、正面に唐破風一間(一一.一尺) の向拝を設ける。
屋根は昭和四十九年に桟瓦寄棟造りに改める前は茅葺であった。
組物は、三手先の唐様詰組で隅部及び柱上では二重尾垂木を
用いている。内陣天井は格天井、外陣が化粧屋根裏である。
平面構成は、梁間前面一間を外陣、背面二間を内陣とする
密教本堂特有のもので、間に格子の結界を設ける。
三 建築年代及び大工
寺蔵記録によると、第二十七世通寛の代の宝暦五年(一七五五)
に着手し、同九年上棟とある。また、大工名は屋根替えの際
発見された小屋裏墨書によると、上総国(千葉県)武射郡在住
戸井又右衛門とあったという。
規模も大きく構造様式ともに優れており、虹梁の唐草文様や
拳鼻の刳形等建築細部は、この銘のように江戸時代中期の特
色を示しながら、大工の流派的特徴をよく残しており建築技
法伝播の一事例として文化的価値が高い建物である。

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横から見ても、血の様に真っ赤。

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ご本尊様。血の色のようなダルマが!

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御祈願を
「追突されませんように!」

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ここのご加護で、きっと血まみれに
なるような追突は避けられる。
と思いつつ見学完了。
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yamatonosuke

手水がちょっとユニットバスみたい(≧◇≦)
ダルマは元から血のような色ですよ(笑)
by yamatonosuke (2022-12-28 00:45) 

middrinn

幹は素晴しいのに枝振りが(^_^;) 手水もキッチュだし(^_^;)
そもそも「血」とあるぐらいだから、似合ってるのかも(^_^;)
by middrinn (2022-12-28 17:17) 

tai-yama

>yamatonosukeさん
コメントありがとうございます。
確かに湯舟っぽく見えるかも。てっきり血だるまかと思ったり(笑)。

>middrinnさん
コメントありがとうございます。
枝が若干少ないのは樹齢の・・・。赤い手水だったらさらに恐怖UP。
by tai-yama (2022-12-28 23:42) 

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