扇状地湧水公苑

5月GW、富山に行った際に立ち寄った場所。



駐車場へ。


ヨーロッパっぽい公苑。


「水の郷」と「名水百選」の認定書。
水に関わる公苑らしい。

湧水聖女の像。
湧水の上に乗った聖女らしい。


トイレにはステンドグラス。綺麗。


湧水をイメージした噴水かな？


黒部川扇状地の説明：
1689年(元禄2年)初秋、俳聖松尾芭蕉は、「奥の細道」の最終行程の
北陸路にさしかかり「くろべ四十八ヶ瀬とかや数しらぬ川をわたり
那古という浦に出・・・」と紀行文に記し「わせのかやわけ入右は
ありそ海」の句を残しています。
北アルプスから流れ出る急流黒部川は、洪水時に山を削り、深い谷
を下り、大量の水と土砂を運んで、愛本を扇頂とする日本でも有数
の典型的な黒部川扇状地をつくりました。度々の洪水で川筋は定ま
らず、氾濫のたびに幾筋もの分流をつくる乱流した状態であったの
で、黒部四十八ヶ瀬とも呼ばれ扇状地に暮らす人々や旅人の通行の
妨げとなってきました。
しかし、扇状地の人々は堤防の築造や用水の建設など、永い川との
闘いの中で、黒部川を治め、今日の豊かな田園地帯を作ってきまし
た。黒部川の両岸の堤防に残る「かすみ堤」など、自然の猛威と闘
った先人の知恵が今も生かされています。

湧水公苑を後にし駐車場に戻ると・・・・


こんな碑が。


殉職副碑：
明治二十五年一月二十日、魚津警察署入善分署(現在入善警察署)
飯野村駐在所勤務であった巡査 高田隆七氏は上司の命を受け
犯罪調査の任にあたったが、折から一米を越す積雪のなか日暮
とともに、冬枯の雑木林野に突如として風雪荒れ狂う猛吹雪と
なり、寸前の視野をもさえぎる闇夜の林野で、進路を見失い彷徨
し、ついに心身とも力つき、悲壮なる殉死をとげたものである。
その後、高田巡査の偉業を偲び 大正三年一月二十日に殉死した
地点に現在の供養碑が建立された。

積雪の中、犯罪捜査で遭難！？
ブラック上司・・・・



突然のあまりな積雪に、「なんじゃこりゃ」と
思ったのかも。と思いつつ見学完了。

コメント 7

夏場だと子供が水遊びしてそうですね。
湧水聖女がちょっとセクシー(笑)
by yamatonosuke (2021-06-24 01:31) 

>巡査
二階級特進はなかったのかな。
by いっぷく (2021-06-24 03:19) 

「くろべ四十八ヶ瀬」は黒部川扇状地だけど、「わせの香や」の句は加賀国に
入る時に詠まれたもの(^_^;) 句中の「有礒海」も氷見線の雨晴駅付近(^_^;)
by middrinn (2021-06-24 17:22) 

こんにちは。
　＞湧水聖女の像。
湧水にZRSを落としたら、現れて「金のZRSか？銀のZRSか？」って聞いて来るんでつね（笑）
by HIRO (2021-06-24 21:16) 

皆様コメントありがとうございます。

>yamatonosukeさん
こんな聖女が目の前に出現したら嬉しい～。

>いっぷくさん
顕彰碑より二階級特進の方が良かったり(笑)。

>middrinnさん
有磯海はPAですね。バイクなら近くかも。

>HIROさん
OHLINS製の「金のZ900RS」と言ってみたり。
by tai-yama (2021-06-25 00:04) 

犯人との争いじゃなくて遭難なのね。
こんな日に捜査させるとはたしかにブラックです。
by 響 (2021-06-26 18:46) 

>響さん
コメントありがとうございます。
そもそも何の捜査なのかと。ふぶいている日に調べなければ
ならないほど急ぎなのかと疑問に思って死んだんだろうな・・・
by tai-yama (2021-06-26 19:18)