武光地蔵(首切り地蔵)

泉崎村に在る、お地蔵様。



ちょっと離れた道路端に停める。
お地蔵様の元へ。



武光地蔵(首切り地蔵)に到着。


首切り地蔵(武光地蔵)由来：
江戸時代に造られた石地蔵で、昔この付近に
澄んでいた長者の墓標とも言われている。

ある時、仙台伊達藩の家臣で赤胴三五平と言う
者が、主君の命を受けて江戸に向かう途中、
夜中にここを通ると一人の美人に出逢った。
赤胴は、この女を妖怪だと思い持っていた武光
(竹光)で斬りかかったと言う。

その後、江戸から帰郷する途中、再びこの場所を
通ると石地蔵の首がころげ落ちていたと伝えられ
ている。

昭和40年代までは、この地蔵の首は落ちたまま
だったがいつの間にか首がつなげられ、付近の
住民から首切り地蔵と呼ばれるようになった。

小田川村では身堂地蔵菩薩として崇められており
大同五年(810)に建立されたとも伝えられている。


ヘルメットと一緒にお参り。
「立ちごけしませんように！」
「立ちごけしませんように！」
「立ちごけしませんように！」


由来通り首の皮ではなく完全につながっている状態。


お地蔵様からの視点。
今日も、村を見守り続けていると。



夜、一人のマスク美人に逢うと言うと子供の頃、
噂された口裂け女のイメージ。と思いつつ見学完了。

今だとマスクしていない方が問題だけど・・・

コメント 10

けっこう薄暗い場所にお地蔵さんがいて勇気いりますね！メットを置くとまさに首切り地蔵！！
by tomi_tomi (2020-10-27 23:00) 

石地蔵の首を竹光で斬り落とすなんて凄腕ﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ
この剣の達人は後に赤胴鈴之助と呼・・ﾍ(__ﾍ)☆＼(^^;
by middrinn (2020-10-28 08:13) 

妖怪だと首を斬るのが怖い。
なにも悪い事してないかもしれないのに。
リストラ祈願になりそうなお地蔵様ですね。
by 響 (2020-10-28 17:54) 

こんにちは。
　＞赤胴三五平
鈴之助と改名？って、少年剣士でも鈴之助だったような

by HIRO (2020-10-28 21:43) 

皆様コメントありがとうございます。

>tomi_tomiさん
朝方だったのでちょっと迫力(恐怖)が無かったかも(笑)。

>middrinnさん
真剣ではなく竹光と言う所が・・・。今なら竹刀だったり。

>響さん
よく考えたら居ただけで斬っていますね。ある意味被害者。

>HIROさん
仙台藩なので鈴之助とは違うかも。同じだったらビックリ。
by tai-yama (2020-10-28 23:42) 

赤いお帽子がとてもよくお似合い♪
ヘルメットと比較するとけっこう大きなお顔なんですね。
by yamatonosuke (2020-10-29 02:19) 

いつの間にか首が繋がったって昭和40年代のことなら誰が繋げたのか解りそうなものだけれど・・・
勝手に首が飛んで繋がったとか？？？？
by さる１号 (2020-10-29 08:20) 

>yamatonosukeさん
コメントありがとうございます。
赤いヘルメットをかぶっている様にも見えたり。このお地蔵様
実は、全高2mあると言う大型のお地蔵様だったり。

>さる１号さん
コメントありがとうございます。
村で修復してくっつけたと言うと、ちょっと伝説感がなくなる
ので修復者不明にしといたのかも(笑)。
by tai-yama (2020-10-29 23:44) 

暗い夜道だとビビり度上昇でお地蔵様が妖に見えたとか？？
そんな首を落としてしまってこの方
その後大丈夫だったのでしょうか(^^;)
昭和40年頃まで頭部が転がっていたとは
まぁまぁ最近までってことですよね
by kokoro (2020-10-30 11:04) 

>kokoroさん
コメントありがとうございます。
確かに、何をされたわけではなく、そこに居ないはずの女の人
(実はお地蔵様)が居ただけで斬りかかるのは・・・とんでもない
ビビりと(笑)。昭和40年代になって、やっと直せる方法が確立
したとも言えたり。
by tai-yama (2020-10-31 19:59)