美豆の小島

7月下旬、宮城に行った際に立ち寄った場所。



駐車場に到着。


美豆の小島：
美豆の小島は水の小島、みづの小島とも書き
10世紀初めに作られた古今和歌集や13世紀初め
の続古今和歌集にも出てくる歌枕の名所です。

松尾芭蕉が門人の河合曽良と共にここを通った
のは1689年7月1日、尿前の関に向かう途中の事
でした。それまで多くの歌に詠まれてきた美豆
の小島でしたが、その場所をここと特定したのは
この時の曽良の日記が初めてのものです。

曽良の日記によると、川中に岩の島あり、松が
三本、そのほか小木が生え、この時は江合川右岸
と川原続きになっていた様です。
さらに以前は中州であったとの書かれています。
美豆の小島は川の流れによってその形や場所を
少しづつ変えていましたが、1890年の洪水で、
荒廃してしまいました。現在の鳥居は大正時代に
建てられたものです。


をぐろ崎みつのこじまの人ならば
都のつとにいざといはましを


美豆の小島へ。


草の中を進んでいくと・・・・


美豆の小島。


確かに松が三本、他の小木が。


島に上陸。


鳥居の先には祠が。


この川は江合川かな？


あれっ、そう言えば芭蕉の句が無いぞ。
と思いつつ見学完了。

コメント 9

『おくのほそ道』に「みづの小嶋」は出て来ますけど、詠んでないですね(^_^;)
tai-yama様が現代の芭蕉として句作を(^o^)丿 ばれ句だろ・・ﾍ(__ﾍ)☆＼(^^;
by middrinn (2020-10-12 07:33) 

こんにちは。
祠を覗くと、タイムスリ...

K観音にも芭蕉の句碑はありますね。
by HIRO (2020-10-12 20:34) 

>middrinnさん
コメントありがとうございます。
なんと、句を読んでいないとは。感動しなかったのかな？
芭蕉と言うよりは曽良か？でも、古今和歌集の聖地っ。

>HIROさん
コメントありがとうございます。
タイムスリップして江戸時代だとすると馬に乗る練習を
しないと(笑)。芭蕉の紹介がある場所は芭蕉の句碑があるのに。
by tai-yama (2020-10-12 23:01) 

こんな地元民しか通らないような草の中進むのですね・・・
駐車場にポツンとたたずむバイクに哀愁を感じます(^^♪
by yamatonosuke (2020-10-13 01:12) 

>yamatonosukeさん
コメントありがとうございます。
下手をすると、地元民でも通らないかも(笑)。一応、近くの
国道沿いには名勝として小さな看板も出ていたり。
芭蕉の句もないので芭蕉ゆかりにならないし・・・・
by tai-yama (2020-10-13 23:36) 

蛇がいそうで嫌だ（笑）
by 響 (2020-10-14 11:38) 

>響さん
コメントありがとうございます。
実は、朝露で(この時は防水ブーツじゃなかった)ブーツがびしょ
びしょになり・・・。重装備なので蛇に噛まれても、なんとか
なったり(笑)。どっちかと言うと熊の方がかなり怖いと言う。
by tai-yama (2020-10-14 23:27) 

駐車場がそれなりに整備されているのに
誰も訪れそうにない雰囲気ですね
私はいろいろなものが怖くてここには行けないです
by kokoro (2020-10-15 11:21) 

>kokoroさん
コメントありがとうございます。
一応、芭蕉関連の聖地なので、昔は観光客が来ていたのかも。
でも、今やひっそりとしており・・・。しかも、島と言いながら
徒歩で行けるし(笑)。熊は居ないですよ。でも、蛇はいるかも。
by tai-yama (2020-10-16 00:22)