前浜掩体群

旧高知海軍航空隊の格納庫。


停められそうな場所へ。


前浜掩体群：
この掩体は、旧高知海軍航空隊所属の飛行機を攻撃から
守るための格納庫である。昭和16年から20年の終戦直前
まで飛行場からの誘導線に沿って、鉄筋コンクリートの
ものが9基、木や竹、土のものがいくつか造られた。
現在、鉄筋コンクリートのものが7基残っている。
一番大きいもので約、高さ10m・幅45m・奥行き22m
小さいもので約、高さ5m・幅15m・奥行き8mで厚さ
50cm程もあり、頑丈なものである。
高知海軍航空隊（現高知空港の前身）は、旧三島村の大部
分を占有して1943年（昭和18年）に造成された。ここは、
予科練（飛行予科練習生）卒業者のうち、偵察搭業員の実
技教育をする飛練（飛行術偵察専修練習生）の本料の練習
航空隊であった。その練習機が通称「白菊」である。
昭和20年5月から「白菊」に爆弾を2個のせて、
「神嵐特別改撃隊菊水部隊白菊隊」として沖縄へ悲劇の出
撃をするのである。掩体のある光景は、歴史的事実を今に
伝えるひとつの記念碑としてどっしりと構え、周囲の風景
と奇妙なコントラストをみせ、平和の意味をしっかりと教
えている。

掩体群と言っているので・・・・・


こんな掩体壕や


こんなのも。



見学用に整備されているのは
前浜掩体群「5号掩体」。


掩体はかなりでかい。


こんな風に菊水が！


ガンダムも5体ぐらい入りそう。


もちろん中にも入れる。


太平洋戦争中のコンクリート。


コンクリートを触り色々な
状況を読み取ってみる・・・・











これだけの掩体壕でもB-29の前には
無力だったのかも・・・・
と思いつつ見学完了。