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権現さんの大椎 [千葉からZ900RSと1000km超]

2020年9月中旬、京都に行った際に立ち寄った場所。

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駐車場へ。

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後ろを見ると、いきなり椎の木。

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権現さんの大椎:
権現さんの大椎は、平成三年六月十四日、「京都の自然200選」
に選定された、樹齢推定800年以上を生きた幹回り5.8mのスダ椎
で丹後地方唯一の椎の巨樹として有名である。
この権現さんの新宮地域は、明治二十九年丹後地方を襲った
大洪水で田畑は流されたが、この大椎は根元もあらわになり
ながら断崖の上にかろうじて残ったもので、被害をとめた
神木としても住民から崇められた。

また、この地は速玉神社跡として知られており、室町時代には
この社の前には、府中国府や丹後国分寺へ通ずる古道があり
赤染衛門、和泉式部などの歌人や元伊勢参拝の旅人などが
大椎の元で休憩し、天橋立を望んだ処でもある。

現在は、速玉神社のご祭神は木積神社の境内に遺座されており
当時を忍ぶものとしては、ご神木の大椎と宝筐印塔、鳥居等が
わずかに残っているだけである。

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かすかに、天橋立が。
赤染衛門や和泉式部もこの景色を見て
和歌を詠んだのかも。

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宝筐印塔、鳥居。

赤染衛門や和泉式部もこの辺で腰掛けて
休んだのかも。はぁはぁはぁ・・・・・・。

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大洪水に耐えた、ぶっとい根。

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幹もまだまだ若いし、頭頂部もまだまだフサフサ。

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実は、この後、悲劇の立ちごけがあったと
悲しい思い出をちょっぴり思い出しながら
掲載完了。

きっと、今後は椎の木の神様が守ってくれるっ!
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コメント 9

middrinn

「室町時代には・・・古道があり赤染衛門、和泉式部などの歌人・・・が
大椎の元で休憩し、天橋立を望んだ処」とは、2人とも長生きだな(^_^;)
赤染衛門が丹後を訪れたという話も初耳だが、立ちごけの話も初耳(^_^;)
by middrinn (2021-03-17 09:13) 

HIRO

こんにちは。
悲劇の立ちゴケが気になります(笑)
by HIRO (2021-03-17 20:17) 

tai-yama

>middrinnさん
コメントありがとうございます。
誤解を生みやすい、微妙に言葉が足りない説明とも言えたり。
実は古でも赤染衛門が立ちごけをした場所だったり(笑)。

>HIROさん
コメントありがとうございます。
京都から帰って来た一発目の記事に載せた立ちごけがこの
椎に近づく為の坂だったりします(泣)。
by tai-yama (2021-03-17 23:09) 

yamatonosuke

ぶっとい根、頭頂部もフサフサ、あやかりたい・・・
立ちごけは未だに鮮明に状況を覚えてます(^-^;
by yamatonosuke (2021-03-18 01:28) 

響

巨木パワー及ばずバイクが寝ちゃいましたか(≧▽≦)
by (2021-03-18 13:25) 

HIRO

こんにちは。
 >京都から帰って来た一発目の記事に載せた立ちごけが
成る程、アレが虎馬に...
by HIRO (2021-03-18 21:44) 

tai-yama

皆様コメントありがとうございます。

>yamatonosuke
800年経ってもフサフサ。さらにブットい(何が?)と、男の願望
を備えた素晴らしい椎の木だったり(笑)。

>響さん
巨木の根は大洪水も耐えたけど、私のバイクは私の欲の被害者
となってしまい、坂道で倒れることに(悲)。

>HIROさん
ちょうと説明の様に、天橋立が見えるスポットがすぐ近くに。
まぁ、坂道で確認不足で停めたのが運のツキと(泣)。
by tai-yama (2021-03-18 23:10) 

kokoro

災害に負けずに生き残った樹木だったのですか
岩手県の「奇跡の一本松」みたい
その奇跡のパワーの恩恵を与りたかったですね~
by kokoro (2021-03-25 14:48) 

tai-yama

>kokoroさん
コメントありがとうございます。
確かに、奇跡の一本松と同じですね。当時の災害後、色々な
人が一本松と同じ様に見に来たのかも。私の場合は普段の行い
に問題があるので、災害を貰ってしまい(悲)。
by tai-yama (2021-03-25 22:34) 

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