SSブログ

采女神社 [千葉からZ900RSと300km超]

6月中旬、福島に行った際に立ち寄った場所。

DSC00118.jpg
DSC00110.jpg
駐車場へ。

DSC00112.jpg
郡山市の山ノ井公園にある神社。

DSC00116.jpg
安積采女(春姫)の由来:
およそ千三百年前、陸奥安積の郷(里)は、数年に及ぶ旱天凶作が
続き年貢を滞納しておりました。奈良の都から、按察使として
葛城王(後の左大臣 橘諸兄)がこの地に派遣され村里の状況を視察
中、里人達は窮状を訴え、王を歓待する宴を盛大に催し、懸命に
もてなしましたが、王の機嫌は悪くなるばかりでした。そこで国
司は一計を案じ里の眉目麗しい"春姫"を召し出しました。春姫は
満座の中、里人を救おうと王の前に進み出て盃に清水を注ぎ
「安積山 影さえ見ゆる山の井の 浅き心を 我が思わなくに」(万葉集)
と詠み王に捧げました。和歌にすぐれた王は、「都の花を今 雛に
見る」とことのほか喜ばれ怒りも解け、春姫を帝の采女として召し
出す事を条件に、さらに三年間の年貢を免除することを約束しま
した。里人達は王に感謝し、笹原川まで見送りました。春姫には、
次郎という夫がおりましたが、村里の窮状を救うためとやむなく
別れ都に上がりました。帝の寵愛を受けていた春姫でしたが、次郎
や里人への思いが募るばかりでした。猿沢の池の畔で月見の宴が
開かれた中秋の名月の夜、宴席を離れ柳の木に衣を掛け、池に身を
投げたように見せかけて、一路安積の郷をめざしました。身も心も
疲れ果てようやくの思いで村里へたどり着いた春姫は、次郎の死を
知り悲観にくれ、里人達の温情もかなわず、"山の井清水"の端の桜
の枝に、衣を掛けて清水に身を沈めこの世を去ったと言う。里人達
は、これを悲しみ地形山に葬り供養したと伝えられています。
やがて春が訪れ清水の辺り一面に薄紫の可憐な花"ハナカツミ"が咲
き乱れました。二人の永遠の愛が清水で結ばれ、この花になったと
言われています。

DSC00120.jpg
こちらが春姫の御本尊かな?

DSC00121.jpg
「追突されませんように!」
と御祈願後、山の方を見ると・・・・

DSC00125.jpg
階段が!登ってみる。

DSC00127.jpg
おっ、なんかあるぞ~。

DSC00129.jpg
采女神社。
こっちが本物かー。

DSC00131.jpg
郵便口から覗いてみる・・・・・

DSC00132.jpg
春姫様ご本尊。御祈願を
「追突されませんように!」

DSC00141.jpg
今さらジロー、好きだとジロー
実は采女さんは小柳ルミ子?
と思いつつ見学完了。

うーむ、昭和ネタ。
nice!(24)  コメント(5) 
共通テーマ:バイク

nice! 24

コメント 5

yamatonosuke

銀行の金庫みたいな賽銭箱ですね(笑)
郵便口からの眺めがとても神秘的☆
by yamatonosuke (2022-08-02 00:19) 

ごろすけ

郵便口から覗いている姿を見られたら
やばい人物と思われそう(笑)
by ごろすけ (2022-08-02 06:57) 

middrinn

覗いてはいけないのに覗いた罰として、
帝に召し出すオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
by middrinn (2022-08-02 16:35) 

HIRO

こんにちは。
 >衣を掛け
今年の某大河の冒頭みたいに、女物の衣で頼朝さんが...
by HIRO (2022-08-02 20:27) 

tai-yama

皆様コメントありがとうございます。

>yamatonosukeさん
新聞が入っていなくて良かったと思ったり(笑)。

>ごろすけさん
"泥棒"と間違えられる可能性が・・・(悲)。

>middrinnさん
帝にほられて、サル痘になったり(笑)。

>HIROさん
実は奥さんではなく旦那の次郎さんだったり(笑)。
by tai-yama (2022-08-02 22:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。